
タンクに入れた水は、重力により、熱交換器に入って、ヒータの電力で少しずつ熱湯になります。熱交換器は水タンクの真下に接続されています。熱湯が挽いたコーヒーに『ちょろちょろ』かかりながら、コーヒーが抽出されます。ヒータの火力を調整して、抽出速度をコントロールしたりします。水がタンクにカラになると、空だき状態になり熱交換器の温度が100度から上昇して、サーモスタットでヒータが切れます。バイメタル構造のサーモスタットの場合、『パチン』とクリック音がしてスイッチとして切れます。温度が下がるともう一度パチンとなって復活します。
構造を見て分かるように、水ダンクに水がなくなったとき、熱交換器が熱い状態で、水を注ぐと大変危険です。熱交換器に入った水が、一気に熱湯となって、噴出します。熱湯を追加したり、次のコーヒーを作る時に、ある程度冷えてからでないと、水を注いだらだめです。
チューブは耐熱性のシリコンチューブなどで出来ています。経年劣化で、このチューブが裂けたりして使えなくなったり、温度ヒューズが切れて熱湯が出なくなったりします。ヒューズが切れた時は安易に交換すると通電は復活しますが、温度ヒューズが切れたのは理由がありますので、火災の注意が必要です。
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monomania
モノを分解したり、修理したり、改造したり、また、科学技術に関する歴史を探求するのが大好きです。こうした経験はものづくりに役立ちます。
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